パーリーキング収穫祭
ロンドンの輝きと助け合いが息づく伝統祭
2026/09/26
秋になると、ロンドンの中心街は無数のパールボタンがきらめくスーツ、コックニーソング、そしてチャリティ精神で彩られます。「パーリー・キング・ハーベスト・フェスティバル」では、ロンドンの“もうひとつの王族”パーリー・キング&クイーンたちが、何千もの真珠ボタンで飾られた衣装をまとい、街をパレード。地元の人も観光客も、収穫・伝統・助け合いの心を祝うこの祭りに集います。生きた歴史やロンドンらしいストリートカルチャー、笑いと音楽が響く一日を体験したい人にぴったりのフェスティバルです。
パーリー・キング・ハーベスト・フェスティバルは毎年9月、ギルドホールからパレードが始まり、シティのセント・メアリー・ル・ボウ教会での収穫感謝礼拝でクライマックスを迎えます。ロンドンっ子や観光客、コックニー文化やチャリティ精神に惹かれる人々が全国から集まります。
主な見どころ
パーリー・パレード
祭りの目玉は、ロンドン各区を代表するパーリー・キング、クイーン、プリンス、プリンセスたちによる大パレード。パールボタンで埋め尽くされたスーツをまとい、パイプバンドやクラシックカー、収穫物を積んだロバのカートとともに街を練り歩きます。バンドの音、秋の太陽にきらめくボタン、沿道の歓声がロンドンらしい雰囲気を作り出します。
収穫感謝礼拝
パレードの終点はセント・メアリー・ル・ボウ教会。ここで伝統的なクリスチャンの収穫感謝礼拝が行われ、パーリー・プリンセスたちが野菜や果物のブーケを奉納。会場全体でロンドンの歌や賛美歌を歌い、秋の実りの香りとコミュニティの温かさが教会を包みます。
衣装と装飾
パーリー・スーツはまさに芸術品。ひとつのスーツに3万個ものパールボタンが手縫いされ、重さは30kgを超えることも。星や月、太陽、花、コックニーのシンボルなど、家ごとに代々受け継がれるデザインが誇りです。ボタンの手触りや光の反射、着る人の誇らしげな表情も見どころ。
文化・歴史的背景
パーリー・キング&クイーンの伝統は19世紀末、孤児で道路清掃員だったヘンリー・クロフトが、チャリティ活動のために自作のスーツにパールボタンを縫い付けたのが始まり。市場の商人(コスターマン)が着ていたパール飾りの服にヒントを得て、やがてロンドン全域に“パーリー”が広がりました。今も約60家族が伝統を守り、チャリティ活動とロンドンの労働者文化を受け継いでいます。
参加者の声
観光で偶然パレードに出会い、色彩と優しさに圧倒されました。パーリー・クイーンの方がスーツの模様の意味や、ひと針ひと針がチャリティの思いだと教えてくれました。
豆知識
- パーリー・スーツは3万個以上のボタンが使われ、重さ30kgを超えることも。
- 家ごとに独自のボタン模様があり、代々受け継がれています。
開催日程
パーリー・キング・ハーベスト・フェスティバルは毎年9月最終日曜日に、ロンドンのギルドホールからセント・メアリー・ル・ボウ教会までパレードが行われます。
開催日程は変更になる場合があります。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
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