ノースウエスト フォークライフ フェスティバル

シアトルの心が世界のリズムで踊る場所


2026/05/21 - 2026/05/24

毎年メモリアルデーの週末、シアトルのシアトルセンターは「ノースウエスト・フォークライフ・フェスティバル」で色とりどりの音楽、ダンス、食、そしてコミュニティの熱気に包まれます。4日間にわたり、20万人以上の来場者と6,000人を超えるパフォーマーが集うこの祭典は、文化と伝統、創造性が交差する“生きたモザイク”。フォークミュージックファンも、家族連れも、世界の文化や味に触れたい旅行者も、誰もが太陽の下で自由に踊り、笑い、五感でパシフィック・ノースウエストの多様なエネルギーを体感できます。

会場はスペースニードルのふもと、シアトルセンター。入場は寄付制で、全米でも最大級・最も気軽に楽しめる文化フェスのひとつです。朝から夕暮れまで、フィドルの音色やダンサーのスカートが舞う光景、世界各国の屋台グルメの香りが会場を包み込みます。伝統と新しさが溶け合うこの空間で、気づけばあなたも踊りの輪の中に。

主な見どころ

ライブ音楽&ダンスステージ

25以上のステージで、耳も目も飽きさせません。ブルーグラスのジャムから西アフリカのドラムサークル、バルカンブラスやハワイアンフラまで、多彩なパフォーマンスが次々と繰り広げられます。アイリッシュダンスやヒップホップ、観客参加型の合唱やフォークダンスもあり、どこも熱気にあふれています。

主なイベント

オープニングパレードは、ミュージシャンやダンサー、巨大パペットが会場を練り歩くカラフルな行進。家族や友人が一緒に踊れる「オールエイジ・ダンスパーティ」も大人気です。ウクレレ体験やコントラダンス、ストーリーテリングなどのワークショップも充実。芝生や通路ではバスカーや飛び入りパフォーマンスが随所に現れ、手作り楽器やクラフトが並ぶマーケットも見逃せません。

衣装と装飾

民族衣装やキルト、スパンコールのサリーや羽飾りのヘッドドレスなど、出演者の衣装もカラフルで多様。ステージやブースはバナーやタペストリー、花で飾られ、観客もフェイスペイントや花冠、フェスTシャツで彩りを添えます。会場全体が“動くアート”のような賑わいです。

伝統グルメ&ドリンク

屋台エリアにはエチオピアのインジェラやフィリピンのルンピア、ポーランドのピエロギ、南部バーベキューまで世界の味がずらり。ケバブの焼ける音、ケトルコーンの甘い香り、搾りたてレモネードの爽やかさ…。地元クラフトビールやシードル、そしてもちろんシアトル名物のコーヒーも楽しめます。

文化・歴史的背景

ノースウエスト・フォークライフ・フェスティバルは1972年にスタート。地域の多様なコミュニティとフォーク文化を祝うために生まれ、今や全米最大級の無料フォークフェスへと成長しました。運営は非営利団体ノースウエスト・フォークライフと1,000人を超えるボランティア。誰もが主役になれる“みんなの物語”を大切にするシアトルの精神が息づいています。

地元の人にとっては毎年の再会と交流の場、旅行者にとってはパシフィック・ノースウエストの多様性と温かさに触れられる特別な窓口です。

参加者の声

観光でふらっと立ち寄ったら、想像以上のエネルギーと多様性に圧倒されました。ストーリーテリングのワークショップに参加したり、初めてポーランドのピエロギを食べたり。コーヒー待ちの列でバンクーバーから来たカップルと仲良くなったのもいい思い出。フォークライフは純粋な楽しさそのものです

豆知識

  • 入場は寄付制で、全米最大級の“無料”フォークフェスです。
  • 毎年1,000人以上のボランティアが運営を支えています。
  • 1972年からシアトルセンターで毎年開催。雨でも晴れでも続いています。

開催日程

ノースウエスト・フォークライフ・フェスティバルは毎年メモリアルデーの週末、シアトル・センターで開催。

開催日程は変更になる場合があります。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。

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実際の様子

Tokyo

photo by Quintin D


開催情報

名称 ノースウエスト フォークライフ フェスティバル
アメリカ
エリア ワシントン, シアトル
開催時期 2026/05/21 - 2026/05/24
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