バナナスプリットフェスティバル

小さな町に広がる、甘くて懐かしい夏の幸せ


2026/06/11 - 2026/06/12

毎年6月、オハイオ州ウィルミントンの町は「バナナスプリット・フェスティバル」でノスタルジックで甘い夢のような空間に変わります。2日間にわたり、家族連れや友人、アイスクリーム好きが全米各地から集まり、“バナナスプリット(アメリカ発祥の伝統的なデザートで、縦半分に割ったバナナの間に3種類のアイスクリーム(通常はバニラ、チョコレート、ストロベリー)を並べ、その上にホイップクリーム、ナッツ、チョコレートシロップ、カラースプレーチョコ、そしてさくらんぼをトッピングしたもの)発祥の地”で音楽やゲーム、そしてあらゆる形のバナナスプリットを楽しみます。グルメ派も、昔ながらの夏祭りを味わいたい家族も、アメリカンなご当地フェスを巡る旅人も、誰もが童心に帰れる小さな町の幸せなひとときです。

会場はJ.W.デンバー・ウィリアムズ記念公園。例年6月第2週の週末に開催され、何千人もの来場者がクリーミーなスイーツやライブエンターテインメント、子どもの頃の思い出を満喫します。チェリーとホイップクリームがのった“幸せの一杯”を味わいに、ぜひ訪れてみてください。

主な見どころ

手作りバナナスプリット・テント

フェスの中心は巨大な「手作りバナナスプリット・テント」。完熟バナナやチョコレートソース、生クリームの甘い香りが漂い、アイスクリーム(バニラ・チョコ・ストロベリー)やナッツ、スプリンクル、チェリーなど、好きなだけトッピングを重ねて自分だけの一杯を作る楽しさは格別。夏の日差しの下で味わう最初のひと口は、まさに至福の瞬間です。

主なイベント

名物は「バナナスプリット早食いコンテスト」。観客の声援の中、参加者がスピード勝負でスイーツを平らげます。また、赤ちゃんたちがハイハイで競う「バナナスプリット・ベビークロール」は、会場が笑いと拍手に包まれる人気イベント。クラシックカーショーや地元バンドのライブ、クラフト&ベンダーフェア、5Kラン&ウォーク、昔懐かしいサックレースや輪投げなど、子どもから大人まで楽しめる催しが盛りだくさんです。

衣装と装飾

会場は黄色とピンクでいっぱい。スタッフやボランティアはバナナやアイスクリームのコスチューム(バナナ帽子やサンデーエプロン、バナナの着ぐるみまで!)で盛り上げ、ブースはバナナのバルーンやレトロなダイナー風の看板、カラフルな飾りで彩られます。まるで1950年代のソーダファウンテンが公園に現れたような、遊び心あふれる雰囲気です。

伝統グルメ&ドリンク

主役はもちろんバナナスプリットですが、ホットドッグやファンネルケーキ、レモネード、ケトルコーン、ルートビアフロートなど夏祭りの定番グルメも勢ぞろい。キャラメルの甘い香りや焼きソーセージの香ばしさ、アイスクリームやフルーツの爽やかな香りが混ざり合い、食欲をそそります。パイコンテストや地元名物も楽しめます。

文化・歴史的背景

バナナスプリット・フェスティバルは1995年、ウィルミントンが“バナナスプリット発祥の地”であることを記念してスタート。1907年にハザード薬局で誕生したとされるこのスイーツを、町のユニークな歴史やコミュニティの誇り、そして世代を超えて楽しめるイベントとして祝うために始まりました。地元の人々にとっては夏の始まりを告げる大切な伝統であり、町の温かさや創造力を感じられる自慢のフェスティバルです。

この祭りは単なるデザートの記念日ではなく、世代や家族をつなぎ、ウィルミントンらしい“甘い幸せ”を体感できる特別な時間です。

参加者の声

毎年家族で来るのが恒例です。手作りバナナスプリット・テントは子どもたちのお気に入り。娘はスプリンクルを山盛り、息子はチョコソース一直線。家族の大切な思い出です。

豆知識

  • ウィルミントンは1907年、ハザード薬局でバナナスプリットが誕生した“発祥の地”とされています。
  • 手作りバナナスプリット・テントでは毎年何千杯ものサンデーが提供されます。
  • クラシックカーやパイコンテスト、バナナグッズの販売なども楽しめます。

開催日程

バナナスプリット・フェスティバルは毎年6月、オハイオ州ウィルミントンのJ.W.デンバー・ウィリアムズ記念公園で開催されます。

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実際の様子

Tokyo

photo by Dr Photog

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photo by Ken

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開催情報

名称 バナナスプリットフェスティバル
アメリカ
エリア オハイオ, ウイルミングトン
開催時期 2026/06/11 - 2026/06/12
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