リバーホンバオ

シンガポール最大級のランタンと春節の祝祭


2026/02/13 - 2026/02/22

リバーホンバオは、春節(旧正月)を祝うために毎年ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催される、巨大ランタンや伝統芸能、屋台グルメが楽しめるシンガポール最大級の春節イベントです。

リバーホンバオは、シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ一帯で開催される、色彩と光、伝統があふれる一大イベントです。10日間にわたり、巨大ランタンやライブパフォーマンス、絶品屋台グルメが楽しめ、家族連れも地元の人も旅行者も、シンガポールらしい多文化の祝祭を満喫できます。写真映えする光景や新年の縁起物、華やかな雰囲気に包まれる、街で最も有名な春節イベントです。

高さ数メートルのランタンが頭上にそびえ、音楽と笑い声が響き、屋台からは焼き物やスパイス、線香の香りが漂います。シルクのランタンを間近で触れたり、ローカル&各国グルメを食べ歩いたり、星空の下でシンガポール最大の春節パーティーを五感で楽しめます。

主な見どころ

巨大ランタン展示

リバーホンバオの主役は、毎年テーマが変わる巨大ランタン。財神や干支、シンガポールの歴史モチーフなどが夜空を彩ります。2025年は巳年やSG60(独立60周年)をテーマにしたランタンも登場。インスタ映え抜群の光のトンネルや、コインを投げて願いをかける「ウィッシングハート」ランタンも人気です。

ライブパフォーマンス&文化ショー

毎晩、伝統中国舞踊や音楽、マレー系や現代パフォーマンス、ゲータイ(歌謡ショー)、地元&海外アーティストの出演など多彩なステージが楽しめます。多民族国家シンガポールらしい多様な演目が魅力です。

カーニバル&ファミリーエリア

子どもも大人も楽しめるカーニバルゾーンには、2階建てメリーゴーランドやスイング、バンパーカーなどのアトラクションが揃い、縁日気分満点。ランタン謎解きやアート展示、体験型ブースも充実しています。

フードストリート:春節グルメ

屋台グルメも祭りの醍醐味。ムアチーやチャークエイソトン、サテなどローカル名物から、トルコケバブやたこ焼き、韓国風辛麺まで多国籍な味が並びます。焼き物や甘いお菓子、スパイスの香りが食欲をそそります。

文化・歴史的背景

リバーホンバオは、1987年にシンガポール観光庁と華人商工会議所などの協力で誕生しました。当時、春節の伝統行事は家庭や寺院に限られていましたが、「誰もが参加できる大規模な祝祭を通じて、国民の一体感と多文化社会の調和を体現しよう」という社会的な要請から、シンガポール川沿いの屋外イベントとして始まりました。初期の会場では、伝統的な獅子舞やドラゴンダンス、屋台、文化パフォーマンスが並び、年々規模が拡大。2007年にはマリーナベイ、そして現在はガーデンズ・バイ・ザ・ベイに移転し、より多くの市民や観光客がアクセスしやすい国民的イベントへと成長しました。

「リバー」は元の会場、「ホンバオ」は中国語で“紅包(お年玉)”を意味し、金運や幸運を願う春節の象徴です。イベント名には「伝統と現代、個人と社会、世代や民族をつなぐ」という願いが込められています。毎年、干支や時事テーマを反映したランタンやパフォーマンスが登場し、チャリティやコミュニティ活動も積極的に取り入れられています。

リバーホンバオの文化的意義は、単なる娯楽や観光イベントにとどまりません。多民族国家シンガポールにおいて、華人の春節文化を基軸に、マレー系やインド系、欧米系など多様な市民が一堂に会し、共に祝うことで「多文化共生の象徴」となっています。家族や友人との再会、世代を超えた伝統の継承、地域コミュニティの絆の再確認、そして新年の幸運を願う“希望の祭り”として、シンガポール社会の一体感と未来志向を体現しています。

参加者の声

エネルギーと多様性に驚き。ランタン謎解きで地元の人と話せて、旅のハイライトになりました。

豆知識

  • 「リバーホンバオ」の名前は、元の会場だったシンガポール川と縁起物の紅包(お年玉)に由来。

開催日程

リバーホンバオは毎年春節、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催。日没後のランタンの下を歩き、色・音・味・香りに包まれるシンガポール最大の春節をぜひ体験してください。

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実際の様子


開催情報

名称 リバーホンバオ
シンガポール
エリア ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
開催時期 2026/02/13 - 2026/02/22
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