うらじゃ
鬼と踊る、岡山の真夏を彩るエネルギッシュな祭り
2026/07/31 - 2026/08/01
毎年8月、岡山市の中心部は色とリズム、そして熱気に包まれる「うらじゃ」で大盛り上がり。伝説の鬼「温羅(うら)」をモチーフに、2日間にわたり街中が踊りと笑顔であふれます。ダンス好きも、家族で夏の思い出を作りたい人も、伝統と自由な表現が融合するお祭りを体感したい人にも、うらじゃは五感を刺激し心を解き放つ特別な体験です。
会場は岡山駅周辺や市街地一帯。パレードやステージ、屋台が軒を連ね、太鼓の響きや子どもたちの笑い声、夜風に乗る屋台グルメの香りが夏の夜を彩ります。
主な見どころ
うらじゃ踊りパレードと“鬼”のフェイスペイント
うらじゃの中心は、個性豊かな踊り連によるパレード。赤・青・緑などカラフルな「鬼」のフェイスペイントや、思い思いの衣装で、伝統の動きと現代的なアレンジをミックスした「うらじゃ踊り」を披露します。メインストリートを1万人以上の踊り手が練り歩き、観客も手拍子や掛け声で一体となって盛り上がります。
見逃せないのは「うらじゃ大パレード」と夜の「うらじゃナイト」。100を超える踊り連が創意工夫のパフォーマンスを競い合い、ラストは観客も一緒に踊る総踊りでフィナーレを迎えます。
個性あふれる衣装と鬼の装飾
うらじゃの衣装は自由そのもの。浴衣や法被、鬼や伝説、ポップカルチャーをイメージした奇抜なコスチュームまで多彩です。名物はカラフルな鬼メイク―赤・青・緑のラインや笑顔、鋭い目元など、ひとりひとり違う表情が祭りを彩ります。踊り連ごとの衣装や小道具も見どころです。
文化・歴史的背景
うらじゃのルーツは、岡山に伝わる鬼「温羅(うら)」の伝説。かつて吉備の地を荒らした鬼が、桃太郎に退治された…という昔話を逆手に取り、「鬼=変化や創造の象徴」として前向きに捉え直したのがこの祭りの特徴です。1994年、岡山の中心市街地活性化と市民の一体感を目指して誕生しました。
「踊ればみな友達」という合言葉の通り、うらじゃは世代や国籍を超えて誰もが主役になれる開かれた祭り。今や毎年50万人以上が参加・来場し、西日本屈指の市民参加型フェスティバルとして定着しています。
参加者の声
初めて地元の踊り連に参加して鬼メイクをしたとき、街全体が家族みたいに一体感があって感動しました。みんなが笑顔で踊っていて、岡山の夏が大好きになりました!
開催日程
うらじゃは毎年8月第1週末に岡山市中心部で開催されます。最新情報は公式サイトや観光案内をご確認ください。
開催日程は変更になる場合があります。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
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