水かけ合戦
ベルリン名物!笑いと混沌の“水かけバトル”
2022/07/29
毎年夏、ベルリンのオーバーバウム橋は「ヴァッサーシュラハト(水かけバトル)」の舞台に変わります。フリードリヒスハイン地区とクロイツベルク地区の“戦い”として始まったこの伝説のイベントは、今や数百人が野菜や水風船、パンや卵を投げ合い、笑い声と歓声が響き渡るベルリンらしいお祭りです。とにかく楽しくて、ちょっとクレイジーな体験をしたい人にはぴったりの夏の風物詩です。
毎年7月か8月、オーバーバウム橋で開催され、地元の若者も外国人も観光客も大歓迎。水鉄砲や古いパン、そしてイタズラ心さえあれば、誰でもこのカラフルで愉快な“戦場”の一員になれます。
主な見どころ
大水かけ合戦
ヴァッサーシュラハトの中心は、オーバーバウム橋で繰り広げられる大規模な水かけ&食べ物投げ合戦。多い年は800人近くが参加し、水鉄砲やバケツ、野菜や卵、小麦粉まで何でもあり。トマトの潰れた匂い、水しぶき、勝利や敗北の叫び声…橋の上はまさにカオスで、全力で楽しむことが唯一のルールです。
仮装とデコレーション
参加者はスーパーヒーローや海賊、ゴミ袋やゴーグルで作った即席アーマーなど思い思いの仮装で登場。橋には旗やバナーがなびき、顔や体を地区カラーでペイントする人も。パンのぐしゃっとした感触、冷たい水の衝撃、小麦粉や卵のベタベタ感…五感で楽しむお祭りです。
主なイベント
バトルは「開戦宣言」とともにスタート。カウントダウンの後、一斉に水風船や野菜、シェービングクリームが飛び交い、橋の上は大騒ぎ。公式にはデモ(デモンストレーション)扱いなので、暴力なしの平和で陽気な雰囲気が特徴。終わる頃にはみんなびしょ濡れ&大笑い、最後は橋の上でお菓子や飲み物を分け合うのが恒例です。
伝統グルメ&ドリンク
バトルで使われる食べ物の多くは空中や地面に消えますが、近くの屋台やバーではカリーヴルストやプレッツェル、冷たいビールも楽しめます。戦いの後は地元パブで乾杯しながら思い出話に花を咲かせるのが定番。冷えたビールと仲間との絆は最高のご褒美です。
文化・歴史的背景
ヴァッサーシュラハトは1998年、東ベルリンのフリードリヒスハイン地区と西ベルリンのクロイツベルク地区が行政統合されることへの抗議として始まりました。かつて冷戦時代の検問所だったオーバーバウム橋で、住民たちが“独立性”を主張しながら食べ物投げ合戦を展開。以降、毎年デモとして開催され、ベルリンらしいユーモアと反骨精神の象徴となりました。2022年で終了しましたが、今も多くの人の心に残る伝説的イベントです。
ベルリンっ子にとってヴァッサーシュラハトは、ただのバトルではなく、笑いと創造力、そして“違い”を楽しむベルリン文化そのもの。東西の壁を越えてみんなが一つになれる象徴的な祭りでした。
参加者の声
スペインからの留学生ですが、こんなの初めて!最初は緊張していたけど、クロイツベルクの人が水鉄砲を渡して“ようこそ戦場へ!”って。最後はみんなびしょ濡れで大笑い、一体感がすごかったです。
豆知識
- もともとは行政統合への抗議デモとして始まりました。
- オーバーバウム橋はかつて東西ベルリンの検問所だった歴史的な場所です。
- 投げ合うのは野菜や卵、パン、シェービングクリームなど何でもあり。
開催日程
ヴァッサーシュラハトは毎年7月下旬、ベルリン・オーバーバウム橋で開催されていました。
開催日程は変更になる場合があります。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
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