モントリオール国際花火大会
セントローレンスを彩る光と音のシンフォニー
2026/06/24 - 2026/07/29
毎年夏、モントリオールの夜空は「モントリオール国際花火大会(L’International des Feux Loto-Québec)」で色と音に染まります。6月下旬から7月末まで、世界最大級・最も権威ある花火競技会として知られるこの祭典には、毎年300万人以上が集結。花火好きもロマンチックなカップルも、家族連れも、モントリオールの活気と魔法に包まれる特別な夜を体験できます。
会場はサントレーヌ島のラ・ロンド遊園地。ドルフィン湖やセントローレンス川上空に打ち上がる花火は、街中から楽しめます。30分間の音楽と完全にシンクロした「ピロミュージカル」は、水面に映る光や街全体の一体感も相まって、地元民も観光客も心を奪われる夏の風物詩です。
主な見どころ
世界最高峰の花火競技&ピロミュージカル
大会の中心は国際花火競技。毎年8~9カ国のトップ花火師チームが、ゴールド・シルバー・ブロンズのジュピター賞をかけて競います。各チームは約30分間、数千発の花火を独自のサウンドトラックに合わせて打ち上げ、光と音で物語を紡ぎます。映画音楽や各国の伝統曲など、テーマも多彩で、毎回6,000発前後の花火が夜空を彩ります。
花火は週2回開催。ラ・ロンドの有料スタンドが特等席ですが、オールドポートのクロックタワービーチや旧市街の屋上テラス、モン・ロワイヤルの丘、そして花火の日は歩行者天国となるジャック・カルティエ橋など、市内各所からその美しさを楽しめます。
夏の夜を包むお祭りムードとサウンド
ラ・ロンドではアトラクションやライブコンサートも楽しめ、会場はお祭りムード満点。綿あめやポップコーン、グリル料理の香りと川風が混ざり合い、日没が近づくと街の明かりが落ち、観客が静かに最初の一発を待ちます。音楽は現地ラジオでも流れるので、どこにいても花火と音楽の一体感が味わえます。
文化・歴史的背景
モントリオール国際花火大会は1985年、世界の花火芸術を祝う場として誕生しました。ロト・ケベックの協賛、ラ・ロンド遊園地の協力で始まり、今や世界中のトップ花火師がしのぎを削る舞台に。数十年で市民の誇りと夏の風物詩となり、世界のピロミュージカル競技の最高峰として知られています。
モントリオール市民にとっては夏とコミュニティ、創造性の象徴。多様な人々が光と音の驚きに心をひとつにし、観光にも大きく貢献。モントリオールが“フェスティバルとイノベーションの街”と呼ばれる理由のひとつです。
参加者の声
豆知識
- 毎年300万人以上が来場、世界最大規模の花火大会です。
- 1回のショーで約6,000発、30分間の花火が打ち上げられます。
- ジャック・カルティエ橋は花火の日は歩行者専用となり、絶好の観覧スポットに。
- 音楽は現地FMラジオでも同時放送され、どこにいてもサウンドと花火をシンクロ体験できます。
- 毎年8~9カ国のチームが参加し、ゴールド・シルバー・ブロンズのジュピター賞を競います。
開催日程
モントリオール国際花火大会は毎年6月下旬~7月末、サントレーヌ島ラ・ロンドを中心に週2回開催。川沿いのベストスポットで音楽とともに、世界最高峰の光と音の祭典を体感してください!
開催日程は変更になる場合があります。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
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